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「ガンダム」のバンダイナムコフィルムワークスも登場!!オンラインセミナー見逃し配信のご案内
いま、出版物や音楽、動画、記事などのコンテンツを届けるコンテンツビジネスの世界は、急激に様変わりしようとしています。従来は流通を通じて一方通行だった事業者と消費者のコミュニケーションですが、現在はオウンドメディアや配信プラットフォームサービスなどを介して、ダイレクトな関係構築が可能になっています。
そのような時代の変化の中、会員化による消費者のID獲得とそのデータの活用がより重要度を増していますが、一方で、セキュリティや法対応、基盤の整備など様々な障壁に直面する企業が多いのも事実です。CDMの「Uniikeyz」は、そのようなIDx参入にかかる問題を一挙解決するためのソリューションとして誕生しました。
本日見逃し配信をご案内するオンラインセミナー「Uniikeyz of the Day act.1 ーコンテンツビジネスは「IDx」で次の時代へー」では、「コンテンツ×ファンビジネス」に最前線で関わる企業の皆様にこれまでの活動や実績、事例などを余すことなく語っていただきました。
ご視聴いただいた多くの方からご好評をいただき、大変喜ばしく思っております!! ありがとうございます。
本日のブログでは、本セミナーのうち、「ガンダム」や「ラブライブ!」「ブルーロック」等で知られるバンダイナムコフィルムワークスをゲストにお迎えしたキーノートセッションの一部をご紹介したいと思います。
続きは、ぜひ見逃し配信でご覧になってくださいね。 (「ガンダムファンクラブ」について語っていただいています!)
【キーノート】コンテンツファンビジネスとIDの活用
登壇者:
浅沼 誠氏(株式会社バンダイナムコフィルムワークス 代表取締役社長)
吉羽 治(株式会社コンテンツデータマーケティング 代表取締役社長)
「ガーーーッ!!」と前に進むばかりで、後ろを見なかった
吉羽:
「ガンダムファンクラブ」では御社独自のグループ共通IDをお使いになっていますが、その狙いについて教えてください。
浅沼氏:
我々はグループの中で、玩具、アミューズメント施設、ゲーム、映像配信など多岐にわたる事業をやっていながら、一元化された「会員システム」というのを持っていなかったんです。総合的にいうと、かなりの販売点数、利用客数がありますが、実は「以上、おしまい!」という感じでやりっぱなし状態になっていました。
それを改善しようということで、10年ほど前にグループ共通 ID である「バンダイナムコID」を開発しました。
我々は、わりかし「ガーーーッ!!」と前に進むばかりで、後ろを見ないグループだったので(笑)、ちゃんと振り返ってユーザーさんが望んでいることを知るべきなんじゃないか、という危機感から始まっています。
「共通IDの必要性」を伝えるところからスタート
吉羽:
各ディビジョンに分かれているサービスを同じIDで一気通貫にするというのは非常に難しい作業だったのではないかと思いますが、いかがですか。
浅沼氏:
グループ会社がたくさんありますが、それぞれジャンルが異なるので、共通IDなんて要るのか?という声もありましたので、そもそもの必要性を伝えるところからでした。「そんなの要らないよ」という意見の人たちを説得するところからのスタートでしたので、道のりとしては大変だったと記憶しています。
以前は分析が勘だったんです、「3割くらいじゃない?」と(笑)
吉羽:
「バンダイナムコID」で、IPごとにターゲットを絞って分析する。その一方で、データ的には横串も刺せるということですよね。
浅沼氏:
そうですね。例えば、同じ「ガンダム」でも、ゲームを購入するお客様と、ガンプラを購入するお客様はどのくらいマッチングしてるんだろうかと考えるとき、今までは勘だったんです、「3割くらいじゃない?」と(笑)。
それがデータによって、多岐にわたるガンダム関連商品の中で、ファン層はどこが被っているのか、年齢層もどこが被ってるのかというような分析ができるようになったんですよね。「ここが足りないから、ここに向かって、このような発信をすればハマるんじゃないか」というデータ活用が、今ようやく出来つつあり、これをガンダム以外にも拡げていきたいと思っています。
出版社も「誰が買って、どういう風に楽しんでるか」が、よく分かっていなかった。
浅沼氏:
何故、この「ユニーキー」を開発して、このような展開をしていこうという話になったのか、最初のきっかけをお伺いしたいです。
吉羽:
もう6、7年前になりますが、株主である講談社の中で生まれた社内プロジェクトからスタートしました。
御社のお話とも重なるのですが、出版社は様々なコンテンツを、書店を経由してお客様にお届けする。電子書籍になっても、大部分は電子書店を経由して読者にお届けするという形ですので、アンケート等はとってはいますが、実際のところ「誰が買って、どういう人がどういう風に楽しんでるか」というのは、よく分からなかったんです。
出版社もダイレクトに読者と繋がって、様々な情報を得て、データ分析をしていく必要があるのではないか、というところから始まっています。
データの共有、そして、データの可視化が重要。
浅沼氏:
僕らからすると、雑誌、単行本、漫画というのは綿密にリサーチをされてるような印象があったんですが、そうではなかったということでしょうか。
吉羽:
正直「何が当たるのかは、わからない」という側面はあったと思います(笑)。
ある程度は勘だったり、独自の調査みたいなことはあるんですけど。ただ、全体的な知見として共有されていたかというと、そうではなかったと思います。
浅沼氏:
やはり共有が重要ですよね。我々も同じで、どんなキャラクターが当たるか、というのは勘頼みみたいなところがあったのですが、そんなことを言ってる場合ではなくなってきたんですよね。
吉羽:
そうですね。一旦データ化されると共有が可能になります。そしてデータを可視化できるようになるということが、すごく必要だと思ってます。
\見逃し配信/
最後までお読みいただきありがとうございました! この続きはぜひ見逃し配信でご覧いただければと思います。
このキーノートの他にも、本セミナーは、これからIDxに取り組もうとお考えの企業様はもちろん、既に取り組んでいる企業様にも参考にしていただける内容となっております。
見逃してしまった方はもちろん、当日ご視聴された方も、是非じっくりご覧いただければと思います。
Uniikeyz of the Day act.1
ーコンテンツビジネスは「IDx」で次の時代へー
【キーノート】
コンテンツファンビジネスとIDの活用
~「ガンダムファンクラブ」のバンダイナムコフィルムワークス 浅沼誠代表取締役社長を迎えて(30分)
株式会社バンダイナムコフィルムワークス
代表取締役社長
浅沼 誠氏
株式会社コンテンツデータマーケティング
代表取締役社長
吉羽 治
【ビジネスセッション】
データから見るオンラインメディアの読者体験とコンテンツの価値(30分)
株式会社講談社
クーリエ・ジャポン 編集長
南 浩昭氏
聞き手:
株式会社コンテンツデータマーケティング
技術本部 データエキスパート
岡田 理沙
「Uniikeyz」協業のためのパートナープログラムのご案内(15分)
株式会社コンテンツデータマーケティング
事業本部 事業統括副本部長
藤平 洋
株式会社コンテンツデータマーケティング
事業本部 営業部
アカウントプランナー
高橋 一成