Blog
ブログ
新製品発表会レポート「Uniikey Meetup 2024 Summer 〜ID統合がもたらす世界〜」
株式会社コンテンツデータマーケティング(略称:CDM)は、提供するマーケティングDX製品群「Uniikeyz(ユニーキーズ)」を「Uniikey(ユニーキー)」へとブランド名を一新し、中核となる機能を大幅にアップデートすることで、ID統合&アクセス管理(CIAM※)市場へ本格参入することを、2024年5月に発表しました。
※CIAM(Customer Identity and Access Management)とは:サービス毎に存在するIDを統合し、エンドユーザー(会員)向けに特化したアカウント情報・IDの管理や認証・認可を行う。これにより、会員はサービス提供元が運営するコンシューマーアプリケーション、ウェブポータル、またはデジタルサービスに、セキュアにサインアップ、サインイン、アクセスできるようになる。
これに伴い、新製品の発表の場とネットワーキングのためのイベント「Uniikey Meetup 2024 Summer 〜ID統合がもたらす世界〜」を7月16日に開催いたしました。
クライアント様をはじめ、CDMの新製品にご興味をお持ちいただいている企業様をお招きしたイベントの様子をハイライトでお伝えします。
【開催概要】
名称:Uniikey Meetup 2024 Summer 〜ID統合がもたらす世界〜
主催:株式会社コンテンツデータマーケティング
日時:2024年7月16日
場所:東京カルチャーカルチャー
Session 1:ご挨拶・キーノート
イベントは株式会社コンテンツデータマーケティング 代表取締役社長 吉羽 治からのご挨拶とキーノートから始まりました。
<セッション内容サマリー>
弊社が提供するサービス「Uniikey」は元々、出版社のD2C課題を解決するために開発しました。
事業を進めていく上で、出版業界やメディア業界が持つお悩みや課題に向き合い、更にそこから見えてきたニーズを踏まえて、CDMはCIAM市場参入を決断しました。
また、CDMの掲げる新しいミッション「Making all services accessible すべてのサービスをアクセシブルに」の理念に基づいて、今後も導入事業者様に新たな顧客資源やマネタイズポイントが生まれるように、事業を拡大していきます。
Session 2:ID統合の現実とUniikey
続いて、株式会社コンテンツデータマーケティング 技術顧問 加来 徹也からは、自社サービスのID統合実施における自身の体験に基づいたリアルな体験談と、それを踏まえての新「Uniikey」の優位性についてお話しました。
<セッション内容サマリー>
「ID統合は何が大変なのか?」の答えは、自身の経験に基づくと「どのように統合するかを決めていく『要件定義』のフェーズ」です。また、要件定義を意識して基盤システムの選択をする際に、世の中のいろいろなシステムは「何でもできる」と謳っていますが、実はそれはかえって難しく、実際は「何でもできる、は何もできない」となってしまう危険性もあります。
その点、新「Uniikey」はコンテンツ配信に特化したプラットフォームであり、敢えてできることを絞って、事業主様側が作りやすい環境に整えられた設計になっています。
これによって、最も大変な要件定義フェーズを圧倒的に短縮できるようになります。
Session 3:Uniikeyのご紹介
登壇の最後はいよいよ、リニューアルした新「Uniikey」について、株式会社コンテンツデータマーケティング ソリューション本部 本部長 宮本 海よりご説明しました。
<セッション内容サマリー>
ID統合を実現するには膨大な検討事項があり、専門的な開発者を調達するのも大変…。
そこで必要になってくるのが「CIAM」と呼ばれる、企業内のID統合に関するあらゆる機能が詰まったオールインワンパッケージになります。
新「Uniikey」は、CDMの長年のID統合経験から生まれた国産のCIAM基盤です。
特徴 ①:Auth Hub機能
ノーコード・ローコストで独自ログインボックスを構築することができるCMS機能。
導入事業主様の手間にならず、簡単に使っていただける仕様です。
特徴 ②:セントラルログイン
セントラルログインとは、ログインの入口を複数作らない = 一つのポータルですべての認証を実行するログイン方法です。
新「Uniikey」ではデフォルトで実装されており、簡単に立ち上げ可能になっています。
特徴 ③:ユーザープール
中核に全サイト共通の統合プロファイルを持ち、その上で各サイト個別の情報を保有できる機能です。
分散したチャネルの会員データベースを統合するノウハウを活かして、統合後にいかに効率的に統合プロファイルを持てるかに注力しました。
特徴 ④:あえてできることを絞ったアーキテクチャ
ID統合で必要になるさまざまな仕様の選択を、ベストプラクティスに集約することにより、リスクやコストを最小限に抑えます。
特徴 ⑤:データのエンリッチメント
企業内のIDを統合することによる、データのリッチ化を進めるための、データベースの作り込みが可能です。
会員情報の分析やマーケティングへの活用に貢献します。
※新「Uniikey」について詳しくはこちらをご確認ください。
ネットワーキングパーティ
セッション終了後は、ネットワーキングパーティを開催しました。
新「Uniikey」に関する内容はもちろんのこと、情報交換の場として様々なお話がなされていました。
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。
新「Uniikey」に少しでもご興味を持っていただいたり、話を聞いてみたい!という方はぜひフォームからお問い合わせください。